中沢牧場の朝は6時から始まります。朝の主な作業は搾乳です。約100頭の牛から新鮮な美味しい牛乳を搾りだします。搾乳について説明します。
まずは搾乳牛をお出迎えする準備をします。
牛たちがパーラーの中へやって来ます。
タオル、薬剤、専用の洗浄機械を用いて乳頭を一頭一頭、丁寧に心を込めて清浄しています。
清浄が終わったらミルカーを取り付けます。出来るだけ牛にストレスを与えないように、早く丁寧に取り付けます。1頭約15分で搾乳は終わります。
搾乳後は乳頭に殺菌薬を付けます。乳頭から病気が侵入してくるのを防ぐためです。
搾乳された牛乳はバルクの中へ入れられて、集乳車で牛乳の殺菌施設へ運んでもらいます。
搾乳機械の設置を間違えると全牛乳廃棄という事故も起きてしまいます。そのような事故を避けるために多くの工夫が施されています。新鮮で美味しい牛乳を1滴でも残さず消費者の皆様にお届けできるように努力していきます。